脂肪溶解注射が受けられない人っているんですか?

注射をするだけでダイエットができると人気の脂肪溶解注射ですが、全ての人、全ての箇所に施術することは残念ながらできないようです。以下ではそれらについて解説しておりますので、脂肪溶解注射を検討されている方は、トラブルに合わないためにも確認しておきましょう。

脂肪溶解注射を受けられない人

ダイエットに苦しんでいる人にとって、注射をするだけで脂肪を減らせる脂肪溶解注射は救世主のようなものです。残念ながら脂肪溶解注射を受けることができない人がいるのも事実です。これから脂肪溶解注射を受けようと思っている人の安全のために、どのような人が受けられないのかについて詳しく説明していきます。

アレルギーのある人

大豆アレルギーについては説明しましたが、その他にも脂肪溶解注射に使用する薬剤にアレルギーがあると受けられません。アレルギーのある人はアレルギー反応検査をする必要があるので、事前に医師に相談をしてください。

ほとんどのクリニックでは施術前にパッチテストをしてアレルギー反応があるかどうかチェックするので安心です。ただし吐き気がしたり、注射した箇所が赤くなってかゆくなった場合は施術を中止する必要があります。

一般的に脂肪溶解注射に使われるのは「フォスファチジルコリン」という大豆由来の薬剤なので、大豆アレルギーのある人は施術ができません。大豆アレルギーでも施術できる別の薬剤が使用できないか医師に相談してみてください。

妊娠中・授乳中の人

妊娠中というのは母胎が非常にデリケートな状態になっています。ピンポイントとはいえ、脂肪溶解注射は体内に薬剤を注入するので万一のことも考えられます。安全のためには妊娠中に脂肪溶解注射を受けない方がいいのです。また注射によって薬剤が母乳に混ざってしまうかもしれないので、授乳中の女性も受けない方が安心です。

今までに妊娠中や授乳中の女性に脂肪溶解注射をして胎児や赤ちゃんに影響があったという報告はありませんが、念のために避けた方がいいでしょう。

脂肪溶解注射をすると体内に入った薬剤は2週間ぐらいで排出されます。そのため施術を行った人は、その後2週間は妊娠や授乳をしないことが大切になってきます。

甲状腺の病気がある人

女性には甲状腺の病気にかかる人が意外に多いのですが、そのような人も脂肪溶解注射は受けられません。甲状腺というのは喉仏の舌にあって、新陳代謝を活発化させる甲状腺ホルモンを分泌します。この甲状腺ホルモンの分泌に異常が出たり、炎症が起こるのが甲状腺の病気です。代表的なのがバセドオ病です。

基礎疾患のある人

基礎疾患というのは心臓病、腎臓病、肝臓病、呼吸器疾患、糖尿病、膠原病などです。すでに説明した甲状腺もその中に含まれます。このような基礎疾患は短期で治癒する病気ではなく、比較的長期に渡って治療が必要となります。また他の病気を引き起こす要因となることが多いため、特別に注意が必要なわけです。

脂肪溶解注射ではフォスファチジルコリンという薬剤が多く使われますが、体内に注入すると血管内にプラークができやすくなるのです。プラークが増えると血流が悪くなって基礎疾患が悪化する可能性が出てきます。そのため、基礎疾患のある人は脂肪溶解注射は受けられないのです。

麻酔アレルギーのある人

アレルギーについてはすでに触れていますが、麻酔アレルギーがある人も脂肪溶解注射は受けられないのです。なぜかというと脂肪溶解注射の薬剤として使われるフォスファチジルコリンは大豆から生成したレシチンから作られています。大豆レシチンの中にはリドカインという麻酔が、痛みを軽減するために混ぜられています。ですから大豆アレルギーがなくても、リドカインという麻酔にアレルギー反応が起こる人は脂肪溶解注射を受けられないのです。

感染症や炎症がある人

脂肪溶解注射の場合は注射針を滅菌して再使用するクリニックがあります。そのようなクリニックでは感染症や炎症が起きている人は注射を受けることができません。滅菌しているとはいっても、他の人に注射する時に感染してしまう恐れがあるからです。

クリニックによっては使い捨ての注射針を使用するところもあるので、感染症や炎症がある人は事前にクリニックに相談してみる必要があります。

高血圧や低血圧の人

基礎疾患のところでも説明しましたが、脂肪溶解注射をすると体内のコリンが増加して血管内にプラークができやすくなり、血流が悪くなります。高血圧の人が注射すると血圧がさらに上昇する恐れがあります。

また脂肪溶解注射に使われるフォスファチジルコリンという薬剤はもともと高血圧の治療薬として開発されたので、低血圧の人が使用すると血圧がさらに下がる恐れがあります。

このように血圧が安定していない人の場合は身体に異常が起こる可能性があるため、脂肪溶解注射は受けられません。

同じ理由によって貧血の人も施術を受けられないのです。女性の場合は貧血症の人も多いので、施術をする前には医師のカウンセリングを受ける必要があるでしょう。

成長過程にある子ども

以上のような疾患や症状を持っている人の他に、成長過程の子どもなども脂肪溶解注射は受けられません。特に子どもから大人になる思春期は体内の組織が成長しているので、脂肪溶解注射をすると思わぬ悪影響が出てしまう恐れがあるのです。

受けられない部位はあるんですか

脂肪溶解注射を受けられない人の多くは、アレルギーだったり妊娠中だったり、何らかの病気や症状を持っています。これらに該当しない場合でも脂肪溶解注射が受けられないことがあります。それは施術を受けるパーツ(部位)が関係してきます。

節術が受けられないパーツについても説明しておきましょう。

目の周り

部分的にピンポイントで治療できるのが脂肪溶解注射のすぐれている点ですが、一般的に皮下脂肪がついている箇所のほとんどに施術できます。特に効果的なのが二の腕、太股、お腹、お尻、ふくらはぎなどですが、唯一施術できないのが目の周りです。

どの部位でも脂肪溶解注射をすると、その場所に腫れが出てくる場合があります。目の周りに腫れができると、眼球を圧迫して目にトラブルが発症する恐れがあります。目の周りは皮下脂肪が少なくて皮膚が薄いので、ほとんどのクリニックでは目の周りの脂肪溶解注射は避けています。

腫れぼったい瞼をスッキリ見せたい人も多いですが、以上のような理由から脂肪溶解注射を受けることはできないと覚えておきましょう。

自分に該当するものをチェックする

人気がある脂肪溶解注射ですが、受けられない人および受けられない部位について説明してきました。これから受けようとする人は、自分に該当する箇所があるかどうかよくチェックしてみてください。


脂肪溶解注射クリニックNAVI~大阪編