脂肪溶解注射Q&A

注射で手軽に行えるダイエット法としていま注目の「脂肪溶解注射(メソセラピー)」。脂肪がついていると認められる、あらゆる部位に対応できるとあって人気です。よくある質問について、Q&A形式でまとめました。

何回くらい、何日おきに通院すればいいの?

A:脂肪溶解注射は一般的に、5回1セットで行います。初回から1〜2週間間隔で2回目、3回目と施術を続けていきます。実感についてはそれぞれですが、3回目くらいから効果を感じる人が多いようです。

施術時間はどのくらい?

A1回の施術時間も5分程度です。脂肪を溶解する薬を皮下脂肪に注射するもので、手術ではありません。手軽なダイエット方法ですから、日常生活への制限もなくいつでもできるので子育て中のお母さんや、お仕事の忙しい方にも好評です。
また、ゼニカル・サノレックスなどに代表されるメディカルダイエットの薬を併用して、さらなる効果を実感している人もたくさんいるようです。

副作用はありませんか?

A:脂肪溶解注射の主成分である「フォスファチジルコリン」は、大豆由来成分を使用しています。元々人の細胞壁に存在する物質のため、副作用の心配はほとんどありません。フォスファチジルコリンは脂肪肝や動脈硬化症などの治療にも用いられている安全な成分です。ただし、大量に投与した際の副作用は不明のため、投与する量を明確にしているクリニックを選ぶといいでしょう。「大量に投与してもOK」という曖昧なスタンスのクリニックは注意が必要です。

また、大豆を主成分としているため、大豆アレルギーの方は受けられません。大豆アレルギーでなくとも施術後まれに赤み、腫れ、内出血、アザのような症状が起こる人もいますが、数日すると症状は緩和されます。こうした軽度の副作用を除けば、 副作用の心配はほとんどありません。注射の内容物は、大豆由来の「フォスファチジルコリン」を主な成分としているため大豆アレルギーの人は利用できませんが、まれに軽いアレルギー反応で施術後しばらく赤みが残ったりする場合があることを除けば、ほとんどのダイエッターに向いている施術方法です。脂肪溶解注射は大豆アレルギー以外にも受けられない人がいるため、詳しくは次の章を参考にしてみてください。

受けられない人はいますか?

脂肪溶解注射の副作用は日常生活に支障のない軽度なものですが、あくまでも健康な人に対する基準のため、全ての人に問題が起きないわけではありません。以下、該当する方は脂肪溶解注射を控えましょう。

疾患を抱える人

糖尿病、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病、心疾患や肝疾患などの臓器疾患を抱えている人は脂肪溶解注射を受けられません。疾患を抱えている人には薬を飲用している人もいれば、医師から何かしらの制限を受けている人もいるでしょう。脂肪溶解注射は健全な体に投与することを前提としていますので、治療中の疾患がある場合は注射を控えましょう。

妊娠中・授乳中の人

脂肪溶解注射が妊娠中や授乳中の人に悪影響をもたらした事例は、未だ学会や論文での報告はされていません。しかし、妊娠中や授乳中にあえて脂肪溶解注射を打つ必要がないため、胎児や母体の安全を確保するためにも、妊娠中や授乳中の注射は控えましょう。

注射の薬剤が代謝されなくなるのは、注射から約2週間後とされています。妊娠した可能性のある人や妊活中の人も施術期間に注意が必要です。

アレルギー体質の人

脂肪溶解注射の主成分「フォスファチジルコリン」は大豆由来のものです。大豆アレルギーの人はもちろん受けることができません。他にも、アレルギー体質の人は注意が必要です。特に薬品や内服薬で体調を崩したことがある人は、クリニックの医師に必ず相談しましょう。

上記に該当する人の他にもアレルギー反応や副作用が軽度に収まるという保障は100%ではないため、クリニックの医師とのカウンセリングや施術前のパッチテストが重要となります。

クリニックによって薬剤が異なるって本当?

脂肪溶解注射は大豆成分由来の薬剤「フォスファチジルコリン」を使用していますが、クリニックによっては美容効果を高めるために他の薬剤を加えている場合があります。薬剤によってはアレルギー反応を起こす可能性もあるため、クリニックで使用している脂肪溶解注射に含まれている成分についても、しっかりとヒアリングするといいでしょう。

脂肪溶解注射に使用する薬剤の成分については次の章で説明しています。

なぜ薬剤をブレンドするの?

脂肪溶解注射の主成分は、大豆に含まれている「大豆レシチン」から抽出したリン脂質(フォスファチジルコリン)がほとんどを占めます。リン脂質は美容・健康系のサプリメントにも使用されることのある成分のため、体に害はありません。

脂肪溶解注射の効果を発揮するために肝心な大豆レシチンは、脂肪を乳化して溶かすという優れた特性を持っている一方、高価な薬剤でもあります。また、脂肪を溶かして体外に排出するためには大豆レシチンだけでは効果が十分ではありません。そのためクリニックでは「コストを抑える」ため、「脂肪除去効果をアップさせる」ために他の薬剤をブレンドすることがあります。

一般的なクリニックで使われている薬剤は2通り。オーソドックスともいえる、大豆由来成分が主に占めるパターンと、大豆由来成分に加え脂肪細胞を破壊する「デオキシコール酸」を含んだものを主成分としているパターンがあります。中にはどちらにも該当しない、植物や海藻などから抽出した成分を主とする薬剤を使用しているクリニックもあるため、どんな薬剤を使用しているのか、施術前に確認しておくといいでしょう。

脂肪溶解注射で注目すべき成分

クリニックによって薬剤の成分が異なると知っていても、どの配合がベストなのかが気になりますよね。まず、公的機関の米国食品医薬品局(FDA)も安全性を認めている大豆レシチンが脂肪溶解注射の主成分として使われているのが望ましいです。その他の注目すべき成分はこちら。

●キシロカイン
注射針の痛みを緩和するための局所麻酔薬

●αリポ酸
遊離脂肪酸を分解を助ける成分

●L-カルニチン
脂肪をエネルギーに変換する成分

●デオキシコール酸
米国食品医薬品局(FDA)も認める脂肪溶解が期待できる成分

これらの成分がバランスよく配合されていると、高い脂肪溶解効果が期待できます。その他クリニックによって、脂肪溶解効果を高めるために相乗効果のある成分などを配合し、脂肪溶解注射として扱っています。詳しい成分については、クリニックの医師にお尋ねください。

「部分やせ」にいいと聞きましたが、本当?

A:脂肪溶解注射は薬剤を気になる部位に直接投与することができるため、顔や二の腕、腰や太ももなどの痩せにくい部位のダイエットに適しています。脂肪溶解注射で溶かされたものは体内に蓄積することなく排出されるため、体への負担も少なく部分痩せを目指せる治療法です。部分的な痩身エステや脂肪吸引よりも比較的低コスト、かつ短期間で部分痩せを叶えられる方法といえます。

脂肪溶解注射は、副作用や施術中の生活制限がないことも主なメリットですが、もうひとつ、他のダイエット方法にはあまりない画期的なメリットがあります。それは「やせたいところだけ、やせられる」ということ。痩せたい部位として挙げられるお腹や二の腕、太もも、ヒップ等はもちろんのこと、あごや頬、ふくらはぎなど悩んでいる部分に直接注射し、そこにある皮下脂肪を溶解します。

どんな人に向いていますか?

A:脂肪溶解注射は極細の針を使用することにより、脂肪やセルライトが気になる部位にピンポイントで投与することができます。そのため「部分痩せ」を希望する人や、「メスを入れずに脂肪を除去したい」という人に向いている治療法です。

また、脂肪溶解注射は回復までのダウンタイムが少なく、施術後すぐに日常の生活に戻ることができるのもメリットのひとつ。育児や家事で忙しい主婦の方や、仕事が忙しく施術後休んでいる時間がないという人にも適しています。

脂肪溶解注射は、ダイエットをしてもリバウンドするばかりで続かなかったり、やせて体力が落ちて、見た目にもゲッソリと見えてしまったりする人に特におすすめしたいダイエット法です。「どうしてもやせたいけれど、脂肪吸引までは・・・」という方にも好適といえるでしょう。こまめな運動ときちんとした食生活を心がけていれば、リバウンドの心配はありません。

安心・最新の技術で行える脂肪溶解注射。一度検討してみませんか。

脂肪溶解注にリスクはあるの?

メスを使わずに、ダウンタイムも少なく脂肪の除去ができる脂肪溶解注射は、さまざまな痩身治療の中でも比較的安全性が高いことで知られています。安全な治療法とはいえ脂肪細胞を破壊することになるため、決してリスクはゼロとは言い切れません。また、脂肪溶解注射に使用する薬剤は、日本における厚生省にあたるアメリカの政府機関(FDA)認定のものなどが使われています。

施術後の副作用もほとんど軽度なものが多いといわれていますが、場合によっては重く症状が現れることもあります。そのため患者は、脂肪溶解注射のリスクを十分に把握しておくことが大切です。

脂肪溶解注射に起こりうるリスクとは?

では、脂肪溶解注射にはどんなリスクが考えられるのでしょうか。やはり大きなリスクは「施術後の副作用」といえます。施術後軽度な腫れや赤みなどが見られますが、一般的には1~2週間程で収まるものがほとんどです。中にはこの副作用が重く出てしまうこともあります。他にはどんな副作用が考えられるのか、詳しくご紹介していきますね。

腫れ・浮腫み

脂肪溶解注射で考えられるリスクとして多くの方が心配する「腫れ・浮腫み」。使用する薬剤にもよりますが、脂肪溶解注射は施術後約1~2ヵ月程で効果が表れてきます。腫れや浮腫みといった症状は「施術翌日」が一番強く現れ、「おたふく風邪くらい腫れる」などと例えられます。

良く合う職場の人や家族であれば腫れていることに気づく人も多いですが、見知らぬ人が見た場合には、単にむくんでいる人という印象を受ける程度のレベルです。ほとんどのケースが大きなマスクで隠せるくらいの腫れにとどまるため、仕事や学校への支障はほとんどないといえるでしょう。複数回施術を繰り返す場合には、腫れる期間がその分増えることになるため、人によっては腫れが気になってしまう方もいるかもしれません。

内出血

脂肪溶解注射をすると内出血になることがあります。大きさでいえばほんの数ミリ程度のもののため、体への注射であれば衣類で隠すことも可能です。起こるとしても日常生活に差支えない程度の内出血といえます。

健康診断などで採血をした際に、軽く内出血を起こすことがありますよね。それと同じような規模と考えていいでしょう。通常は3~5日程で解消される副作用のため、長引いたり悪化するようであれば早めに医師に相談します。 

痛み

脂肪溶解注射は、軽い痛みを伴うこともあります。痛みの症状は「チクチクと刺すような痛み」や「筋肉痛のような痛み」などと例えられることが多いです。こうした痛みは施術後数日経つと消えてしまいますので、大きな心配のない副作用といえます。注射針を打つときに感じる痛みや、薬剤を投入することで伴う痛みの他、感覚が繊細な顔などに施術を行った際に痛みを強く感じることもあるようです。

顔への脂肪溶解注射は、痛みや腫れなどの副作用が強く出る部位としても知られています。そのため顔に適した脂肪溶解注射なども行われていますので、次の章でご紹介する薬剤の種類も参考にしてみてください。

薬剤で異なる?副作用やリスク

脂肪溶解注射には、患者では把握しきれないほどの薬品の種類があります。一般的には、脂肪の代謝に深く関係するリン脂質の一種である大豆由来のフォスファチジルコリン(PPC)、別名レシチンが主成分として知られていますよね。このPPCを主成分としたものの他に、脂肪の吸収・代謝に関わる胆汁酸の一種、デオキシコール酸(DOC)という薬剤も多く使用されています。

脂肪溶解注射の薬剤はPPCだけのものと、PPCとDOCが配合されたもの、それ以外の3種類に大きく分類できます。使用する薬剤によって副作用の症状が軽くなることもありますので、薬剤の特性についても知っておくといいでしょう。

DOCは比較的リスクが高い

脂肪溶解注射は、脂肪細胞そのものを減少させる溶解力の強いDOC(デオキシコール酸)を含んでいると、副作用が強く出やすいとされています。かゆみ・痛み・熱り・腫れなどの症状が数日から10日間程続くケースが多いです。いずれの症状も時間の経過とともに緩和していきますが、DOCが配合されている脂肪溶解注射に関してはほとんどの確立で副作用が出ると思っていいでしょう。

副作用のリスクが高いとされるデオキシコール酸はアメリカの政府機関(FDA)で認定した薬剤のため、安全性に関しては問題ありません。

比較的リスクの少ないBNLS注射

顔への脂肪注射で知られるBNLS注射は、PPCやDOCを配合していない植物性由来成分で構成された脂肪溶解注射です。腫れや浮腫みなどの一般的な副作用もほとんど出ないことから、まぶたなど脂肪が少ない箇所にも注射が可能とされています。

脂肪溶解や代謝に関わる成分以外に、血管拡張や抗炎症作用のある成分をはじめとする、さまざまな効果を持つ成分を含んでいるところも特徴です。副作用が少ないうえ早いと3日程で効果が表れるため、人気が高まっている脂肪溶解注射の1種でもあります。

大豆アレルギーの人は注意

PPCが含まれる脂肪溶解注射は、もちろん大豆アレルギーの人は受けられません。アレルギー症状が酷く出てしまうと、重症化するリスクも考えられるため、注意が必要です。大豆アレルギーの人でどうしても脂肪溶解注射を受けたいという方は、PPCが使われていないBNLS注射であれば施術が可能な場合もありますので、医師に相談してみてください。ただし事前にパッチテストやカウンセリングで問題ないことを確認する必要があります。

また、大豆アレルギーでない方もパッチテストやカウンセリングなどが重要となります。リスクについて不安を抱えている人は、医師にきちんと説明してもらうことも大切です。

リスクを理解したうえで施術を受けよう

脂肪溶解注射は大豆アレルギーを持っている人以外にも、肝機能疾患や免疫系疾患、生活習慣病などを抱えている人、妊娠中・授乳中の人も受けることができません。アメリカの政府機関認定の薬剤を使用して専門の医師が施術を行った場合でも、脂肪細胞を破壊し体外に排出するという人工的な工程を体に施すことになるため、少なからず何らかのリスクを背負っていることになります。

このリスクを減らすためにも、患者が知識を持ち、安心・信頼できるクリニックを選定することが重要です。

参考:米国国立医学図書館脂肪分解を誘導し、セルライトを治療するためのメソセラピー溶液の評価。

脂肪溶解注射が受けられない人っているんですか?

脂肪溶解注射にはリスクがあること、またPPCが含まれている脂肪溶解注射は大豆アレルギーがあると受けられないことについても説明してきました。次は一般的に脂肪溶解注射を受けられないケースについてさらに詳しく触れていきます。

>>脂肪溶解注射が受けられない人についてチェックする

脂肪溶解注射クリニックNAVI~大阪編