BNLS注射

脂肪溶解注射(メソセラピー)を最も早く取り入れたヨーロッパをはじめ、世界数十カ国以上で取り入れられている脂肪溶解注射の1種である「BNLS注射」。体にも負担の少ない成分でできており、ダウンタイムや副作用の少ない痩身術として人気を集めています。

特にBNLS注射はこれまで脂肪溶解注射が困難だとされていた、皮下脂肪の少ない部位に注射が可能なことでも注目を集めている治療法です。こちらのページでは、その他の脂肪溶解注射や痩身術との違いを見ながら、BNLS注射のメリットやデメリットをご紹介します。

BNLS注射とは

BNLS注射とは脂肪溶解注射の1種です。脂肪溶解注射とは、脂肪が気になる部分に薬剤を直接投与することで、脂肪細胞を破壊・溶解し、体外への排出を促すものというのはご存知な方も多いでしょう。二の腕や内もも、フェイスラインなど、ダイエットでは痩せづらい部分でも、簡単にサイズダウンできる治療法として人気です。

では、脂肪溶解注射にはどんな種類があるのかをご存じでしょうか。実際、脂肪溶解注射に使われている薬剤の数はたくさんあり、患者が全てを把握するのは困難です。ただし、脂肪溶解注射の代表ともいえる3つの薬剤の種類は把握しておくといいでしょう。

PPC(フォスファチジルコリン)

PPC(フォスファチジルコリン)とは別名「レシチン」とも呼ばれるもので、細胞膜の形成や脂肪が運搬・貯蔵される際にたんぱく質を結びつけるや役目を持つリン脂質の1種です。リン脂質の不足は動脈硬化や糖尿病などを引き起こす原因となり、脂肪がエネルギーとして使われるようサポートするリン脂質の存在はとても重要となります。また、PPCは脂肪肝や高脂血症の治療薬にも使われており、脂肪の代謝と関係が非常に深い成分です。

脂肪溶解注射では大豆由来のレシチンが使われており、大豆アレルギーの人が脂肪溶解注射を受けられないのはこのためです。「脂肪溶解注といえばPPC」と言われるほど、オーソドックスな薬剤といえます。

DOC(デオキシコール酸)

PPCと2トップで脂肪溶解注射の主成分として知られているDOC(デオキシコール酸)は、脂肪細胞膜を溶かす力が強い成分です。脂肪細胞そのものの数を減らすことができるため、PPCとの相乗効果で脂肪溶解を促進します。DOCは胆汁酸の一種であり、副作用に肝障害が生じることがあるようです。そのため、肝機能疾患を抱えている人は脂肪溶解注射を受けられません。

副作用の報告もあるPPCとDOCの薬剤ですが、脂肪を溶かす効果としては抜群に高いため、脂肪溶解注射においては大阪でも採用しているクリニックは多いですよ。

BNLS

いよいよBNLSの登場です。脂肪溶解注射にはPPCとDOCを主成分とした薬剤と、PPCのみの薬剤、PPCとDOCをどちらも含まないBNLSがあります。BNLSとは植物由来の成分で作られており、施術後の副作用や腫れが少ないため「顔用」の脂肪溶解注射薬剤として用いられるのが一般的です。

最近ではBNLSにDOCが配合され、脂肪溶解効果が高められたBNLSnoeという薬剤も出てきています。BNLSの詳しい成分については次の章でご紹介しますね。

BNLS注射の成分

BNLSは植物由来成分で構成されています。ヒバマタ(海藻)抽出物・チロシン(アミノ酸)・アデノシン三リン酸(ATP)・セイヨウトチノキ(マロニエ)・ペルシャグルミ(クルミ)・メチルプロパンジオール・マンヌロン酸メチルシラノール・オキナグサ・カラクサケマンと、聞きなれない成分がズラリと配合されているのです。

BNLSの生まれは韓国で、脂肪溶解注射に必須ともいえる大豆由来成分が一切含まれていません。また、抗炎症作用成分の比率が高く、副作用が少ないことにも納得できます。

一説では、PPCやDOCが主成分の脂肪溶解注射に比べると脂肪溶解効果が劣るとのことですが、新たに出てきたDOC配合のBNLS注射(BNLSone)なら、引き締めやリフトアップ効果を感じられたという方も多いようです。

DOCは日本の厚生省に位置するアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)も認める政府公認の脂肪溶解成分のため、その実力は本物。BNLSと合わせたことにより、副作用を抑えつつ脂肪溶解効果を高めています。BNLSのみを選ぶか、BNLSoneを選ぶかは、肌の状態や求める効果によって適したものが変わってくるでしょう。

BNLS注射のデメリット

BNLS注射は治療実績の多い美容大国の韓国でも、重度の副作用による報告は未だありません。脂肪溶解注射の中でも、安全性の高い薬剤として信頼を置けるもののひとつです。

強いてデメリットをあげるとすれば、BNLS注射は脂肪層への効果を発揮するものですので、脂肪層の少ない輪郭には高いリフトアップ効果が見込めないケースもあるということ。BNLS注射は「小顔効果」を求めて施術を受ける患者が多いだけに、骨格や筋肉に作用するものではないということを理解しておくと良いでしょう。

BNLS注射のメリット

BNLS注射のメリットは大きく分けて3つあります。1つ目は「副作用がほとんどない」ことです。脂肪溶解注射の成分にDOCが配合されていると赤みや腫れが起きやすいのですが、純正のBNLS注射ならDOCは配合されていません。

2つ目のメリットは「大豆アレルギーの人でも受けられる」ことです。BNLS注射には大豆成分が含まれていないため、アレルギーで脂肪溶解注射を諦めていた人でも施術可能となります。

3つ目のメリットは「効果が表れるのが早い」こと。従来の脂肪溶解注射は、施術から効果が表れるまで3~4週間程かかっていましたが、BNLS注射は早ければ3日程で効果を実感できる人もいます。だいたい3日~1週間で効果を感じられるのがBNLS注射です。

BNLS注射の費用

メリットがたくさんあるBNLS注射ですが、気になるのは費用ですよね。BNLS注射は、1ccあたり10,000円前後が相場です。人によって脂肪の量も異なるため、回数によって高額になるかリーズナブルに納められるかは個人差が出てきます。さらにBNLS注射は1~2週間間隔で施術できるため、効果を求めるあまり高頻度で施術すると割高になることも。施術の進め方や予算に関しては、医師との相談をおすすめします。

参考:米国国立医学図書館脂肪分解を誘導し、セルライトを治療するためのメソセラピー溶液の評価。


脂肪溶解注射クリニックNAVI~大阪編